9月12日(金曜日) 大玉村農村環境改善センターホールにおいて
大玉村文化の夕べ実行委員会主催(安達地方ふるさと市町村圏文化事業)
松平定知氏講演会「私の取材ノート~その時歴史が動いたの現場から~」が行われました。
今回の講演では,『その時歴史が動いた』にまつわり,歴史とは,人間が織りなすドラマであって,決して暗記物ではない。※ 遣唐使が廃止されたのは894年のこと。「白紙(894)に戻す遣唐使」と覚えるのが一般的。
また,通説だけではなく,日々新しい史実が発見され更新されるものであるということも理解してほしい等など。歴史を暗記ものとしていた私には新鮮でした。
それから,藤沢作品のファンが高じて藤沢周平作品の朗読を担当するようになったこともお話されました。
<職歴・経歴>
NHKでは5年間の高知放送局勤務を経て、1974年東京アナウンス室へ。
「その時歴史が動いた」(NHK毎週水曜日・夜10時00分~)キャスター等を務める。また、ラジオ深夜便(毎週火曜日・午前0時25分~)で藤沢周平作品の朗読を担当。
過去の担当番組には、朝と夜の「7時のテレビニュース」、「連想ゲーム」「ニュース11」など。この他、「各種選挙開票速報」や「紅白歌合戦」の総合司会も担当した。
NHKスペシャルは「世紀を越えて」「エイズ危機」「テクノパワー 」「中国」など、多くの話題作に100本以上携わる。文字通り「NHKの顔」として活躍。
2007年11月にNHKを定年退職。現在は、講演等活動の場を広げている。